コミックマーケット80 三日目

1975年12月。東京のとある公共ビルの会議室で小さな催しが開かれた。


参加サークル数30余。
動員人数約800。


ファンによる集会にすぎなかったこのイベントは、回を追うごとに規模拡大の一途をたどり、いつか日本全国のヲタが集まるヲタク最大の祭典になる。

コミック、アニメ、ゲーム、ノベルなどの表現を主目的とし、一種異様な有象無象が一堂に会す。

エロティック描写に特化しきった版権無視の2次著作同人誌、同人ソフトが売買される。
独自の解釈で表現されたいろんな意味で犯罪、ないし、風俗営業スレスレのコスチュームプレイ撮影会がそこかしこで展開される。

世界的規模で見てももっともダメ人間たちによる、世界規模で見てももっとも愛されているイベント。それがコミックマーケット

通称、コミケ

書きたい・伝えたい・(儲けたい)という送り手。 

欲しい・参加したい・(転売して儲けたい)受け手。

宣伝・告知したい・(グッズ売って儲けたい)企業。  

その他、正体不明な者たち。

すべてが、何かに導かれるように。そして。
行列。整理。待機。
見渡すかぎりのオタクたちが、さしたる混乱もなく整然と行列を作り、狂騒の幕開けを待ち続けている。

静寂にも似た喧騒。整然にも似た混乱。


個々の自己管理によって限りなく平穏によそおわれた欲望が、

欲望が、

欲望が!



開催の瞬間を待ち焦がれている。
今年も、世界で一番暑い日がはじまる―。


らくえん 〜あいかわらずなぼく。の場合〜』より



・・・というわけでテンプレで始まりましたが三日目です。

暑かったよ!うん! どっかさんのサイトの文をほとんどそのまんま重ねちゃってるけどそれでも暑かった!

今回の吸着剤はいわずもがなのまどか屋。実際この目で見たのは売り切れた後だったから何とも言えないんだけどどうもすごかった模様で。

それでも涼屋回収ができたあたり僕は全方向に土下座をしても良いくらいの感謝を・・・!

午後はちょっと時間が空いたので島を巡りつつ東123の様子見へ。

今回の牛歩王者は煌だったのね・・・。 あの既刊の種類はさすがに厳しいんじゃないのか、とね。

東2壁は着いた時に丁度apricotが完売した感じ。

ちっちゃくて可愛い人もいたわよ!

そんでもって今回の戦利品は未だ某氏家に半分くらいあるのでそれが到着したら・・・。